節分おばけって風習を知ってはりますやろか?
簡単に言うと節分の日に変装する事なんですが。
なんて書くと余計訳わからんので、もうちょっと詳しく説明いたします。
節分の日に普段とは違う服装をして鬼の目を眩まし、魔除け、厄よけをする風習で、京都でも今ではここ祇園など花街など一部でしか残ってません。
この日は祇園町の芸舞妓さんが、時代劇の格好したり宝塚風にしたりメイドさんの格好してお座敷からお座敷へ飛び回ってはります。
それをお座敷で客として拝見するのもええんですが、今年は自分らでもやってみようや無いかと某お茶屋のお父さんが発起人となり声を掛けられ集まったのが祇園町で真面目に阿呆な事をする人達約15名。
なぜか商い一筋真面目に生きてる僕にもお声がかかりまして、渋々ながら参加してまいりました。
最初に集まったのは去年の夏の事どした。
某お茶屋のお父さんに見せられたビデオはあまりに強烈でした。
だってひょっとこの面をかぶってふんどしぶら下げた人達が腰をフリフリ踊るんですもん。
ユーモラスで少しエッチなその踊りに一同爆笑しました。
「この踊りを習得して節分の夜に花見小路を練り歩く!」そう某お茶屋のお父さんが言うた瞬間、一同は凍り付きました。
でもさすがに祇園町で真面目に阿呆な事をする人達だけあって、ほとんど脱落者もなく、とても恥ずかしい踊りであるにも関わらず女性も4名参加され、節分に向けて練習する事になりました。
練習場所は祇園の某老舗上菓子屋さんの広いリビンク。 日本中からそのお店へお客様が来られる名店なのに、その上の階でこんな踊りのお稽古をやってるって、なんや猛烈に笑けます。
なんだか申し訳無い気持ちになりつつもご主人様の度量に大きさに感謝です。
5回ほど集まって練習し、衣装とお面を取り寄せ用意しいよいよ節分本番が来ました。
例年通り節分寒波が訪れ寒い日でした。
寒さと恥ずかしさを吹き飛ばすために、日本酒をキューと一杯あおってさあ出陣。
大和大路通りから白川南通りを辰巳神社まで練り歩き、一度休憩。
休憩後、四条花見小路の一力さん前から歌舞練場前まで踊りました。
その模様がこちら。
ギャラリーがけっこういてはりまして、なんと、ご祝儀も頂戴しました。

あまりに楽しかったのでたぶん来年もやる事になると思います。
最終目標は本場の日向ひょっとこ夏祭りへの参戦です。